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大阪での単身貴族生活 <Pt. 2>

半年前、私は120人規模の会社から1万2千人規模の会社へと転職した。100倍の規模の変化は、まるで100度の方向転換のようだった。


東京の人口は大阪の1.6倍で、さまざまな人が集まる大都市だ。日本に来てからずっと大阪でしか働いたことがなかった私は、東京に強い憧れを抱いていた。「いつか東京でも働いてみたい、住んでみたい」——その思いをついに実現することができた。しかし、毎日残業が続く中で、自分が本当に東京で働いているという実感が少しずつ薄れていった。


大阪で働いていた頃は、仕事が終わると難波に出かけ、御堂筋沿いを歩くのが、1日の中でいちばんリラックスできる幸せな時間だった。多くのお店は当時の私にとってはウィンドウショッピングしかできなかったが、それでも十分楽しかった。特に12月に入るとイルミネーションが始まり、御堂筋は夢のような道になった。


難波で私がいつも訪れる場所といえば、法善寺のあたりだ。お店が立ち並ぶ中に、ふと法善寺という不動明王を祀るお寺が現れる。私はそこで手を合わせて一礼し、周りの狭い昔ながらの石畳の道に入りながら、美味しそうなお店を探して歩くのが好きだった。よく行っていたのは、大阪名物のお好み焼きのお店だ。小さな店内にはいつもお客さんがぎゅうぎゅうに入っていて、カウンターの奥の鉄板でシェフが調理する様子が見え、立ちのぼる煙と香ばしい匂いが店中を包み込んでいた。いつもお世話になって、お腹がいっぱいになって満足した顔をしてお店から立ち去った。


難波はいつも賑やかで、仕事を終えた人々がお店に集まり、1日の疲れをお酒と笑いでほぐしている。女性一人でも夜道を歩いていて違和感も恐さも感じない。むしろ、夜になると街灯のほのかな光が特別な雰囲気をつくり出し、一人でいろいろなことを思い返したり、思考を深めたりするのに最適な時間になる。


もう一つ、私がよく行くのは高島屋にある鼎泰豊だ。台湾の本店では、半年以上前から予約しないと入れないと聞いた。日本ではそこまでではないが、行くたびに店の前には必ず長い列ができていて、その人気の高さにはいつも驚かされる。やはり中華料理の中でも食べやすく、確実に美味しいお店だ。実家の味が恋しくなったときは、とりあえずここに行けば間違いない。食前にジャスミン茶をいただけることも嬉しい。メニューの中で「豆腐干の和え物」はいつも私の好物だった。家の味と同じだ。


大阪ではたくさんの優しい思い出が残る一方で、特に会社ではつらいことも多かった。それでも、毎日ほんの少しでも自分だけの時間をつくり、この街と正面から向き合うことで、心の奥までそっとほぐされていった。


大阪、ありがとう。

また来るね!

大阪での単身貴族生活 <Pt. 1>

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